抜くしかないといわれた歯を、長持ちする形に仕上げた審美セラミック治療
皆さま、こんばんは!
東京都八王子市、中川歯科医院 八王子 審美インプラント矯正センターの中川雅裕です。
寒さもひと段落、これからは徐々に春らしい日々が続いていくことでしょう。
同時に花粉症でお悩みの方々にはつらい季節でもありますね…
早く良くなりますことをお祈り申し上げます。
さて、前回は久々のブログ再開という事で、簡単なご挨拶と中川歯科で治療を行った審美治療の写真を掲載いたしました。
皆様、どの部分を治療したか、お判りになりましたか?
正解は左上の1番2番でした!
本日はその症例のまとめとして
他院で抜歯宣告を受けた歯を
どのようにして抜かずに治したのか?
をご説明したいと思います。
患者さんは40代の男性で、元々はインプラント治療を希望されていました。
確かに歯は根っこだけになっていて予知性(将来的にどのくらいもつのか?)を考えた場合、
抜歯という選択肢もあながち否定することがはできません。
しかし歯根が割れているわけではなく、また歯根の長さが十分にあるため
抜く必要は全くない
と診断しいたしました。(抜いたら罰が当たるレベルw)
ただし、このままでは治療後のセラミックに力がかかった場合、外れたり、歯が割れたりする危険性が高いため
部分矯正を行い
歯根を引っ張ることで環境改善を図る
こととしました。
まとめ
本当に状態の悪い歯は、やはり抜歯をせざるを得ない場合もあります。抜歯基準に関しては判断が難しいのですが…
私自身は
・歯が割れているとき
・歯の残っている部分が著しく少ないとき
・薄すぎて噛む力に耐えれらないと思われるとき
・重度の歯周病の時
は抜歯をお勧めすることが多いと思います。
なぜなら
不用意に残しておくことで逆に
将来起こりうるインプラント・ブリッジなど
の治療をやりにくくしてしまう
からです。
今回のケースのように見た目で歯が残り少ないように見えてもその下の歯根に十分な長さと太さがあれば
矯正や外科をはじめとする様々な治療オプションを用いる事で
長期にわたり安定した状態で歯の保存を図ることが可能となります。
重要なのは残すのであれば…
周囲の組織の迷惑をかけない!
この考え方が大変重要です。
何しろ、後で苦労するのは患者さんご自身だからです…
抜歯かな?と悩まれたら、ぜひ一度ご相談ください
出来る限り歯を保存する方法を考えてまいります。
中川歯科医院は JR八王子駅北口徒歩3分、京王線京王八王子駅徒歩5分ろいう利便性の高い歯科医院です。
八王子市内のみならず、立川市、日野市、多摩市、青梅市、府中市、調布市、町田市、東京23区内などの他
山梨県の上野原町や河口湖町、神奈川県相模原市など、
周辺の様々な地域からの多くの患者さんに来院して頂いています。
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