歯の神経を取ってしまうと、歯は弱くなり破折や変色が起こりやすくなります。

中川歯科医院では炭酸ガスレーザーや神経を保護する薬剤を使用することにより、可能な限り神経を取らない治療を行っております。

さらに、肉眼の2倍から24倍に拡大して診ることができるマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用した精密な治療では、高画素のCCDカメラで映した画像をモニターに映し出して診ることができるので、1mm弱の神経管の入り口(奥歯では3~5本の神経管)をみつけることができます。

複雑な神経管内部の枝分れなどを確認するため、また細菌による汚染部位を徹底して除去するためにも、マイクロスコープの使用はしっかりとした治療を行うのに非常に有効です。


マイクロスコープで治療の成功率を飛躍的に向上
現在、欧米では根管治療を行うのにはマイクロスコープを使用することが法律で定められています。

しかし、日本国内では未だに肉眼、良くてもルーペで根管治療を行っている歯医者さんも見受けられます。

歯の神経、根の治療というミクロン単位の治療をするのに、肉眼で確かな根管治療が出来るとは思えません。

中川歯科医院ではもちろん、根管治療にマイクロスコープを使用していますが、日本国内でのマイクロスコープの普及率は残念ながら3~4%程しかありません。

また、中川歯科医院では南カリフォルニア大学歯内療法学(歯の根の治療)の教授である清水藤太先生の指導の下、学んだ最新の技術と知識により、やり直しのない治療を目指しております。

中川歯科医院では、保険治療では必要とされていない、ラバーダムを必ず使用します。(写真右の青い布のような物)

ラバーダムを使用することで、唾液の細菌が侵入するのを防ぐことができ、より根管治療の治療効果を高めることが出来ます。

ラバーダムなしでは、治療のたびに新たな細菌が侵入してしまい、その結果何度も治療をし直さないといけなくなり、根管治療が無意味になってしまいます。

さらに、当院では炭酸ガスレーザーなどの特殊な機材や薬剤も使用していますので、より歯を残せる可能性も向上させることができます。

ラバーダム使用の6つのメリット

  • 1

    唾液・血液などから歯の汚染を防ぎ、また、逆に治療で使用する薬剤などから歯ぐきを守る

  • 2

    呼吸による湿気を歯に寄せ付けない(接着の基本)

  • 3

    器具などの誤飲を防ぐ(事故防止策)

  • 4

    歯だけを露出することにより治療がしやすくなり、また術者の集中力が増加する

  • 5

    患者さんに口を開け続けてもらう必要がない(必要な時は開けていただきます)

  • 6

    その結果、永続性のある治療をすることが可能となる