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審美治療における仮歯の重要性

こんばんは

先週末は5-D ジャパン ファンダメンタルコースのサポートで大阪に行って参りました。今回で1年間にわたるコースが終了ということで、受講生の先生方は感慨深かったと思います。今後は一緒に勉強したことを糧として、自院の患者さんに良い歯科医療を提供していってほしいと思います。また、日曜は朝から実家に戻り父親の80歳の誕生日を祝い、それが終わったのち、スタディーグループ懇親会へ参加しました。

いつも通りバタバタした週末だったわけですが、12月一杯は数々の忘年会を含めこのような日々が続きますので、体調には十分気を付けたいと思います。
さて、今回がタイトルの通り、『治療中の仮歯の重要性』 について書いてみたいと思います。

仮歯というと、『最終的にセラミックなどが入るまでのつなぎに過ぎないもの』 と考える方は多いと思います。もちろんそのような考え方は間違いではありませんが、我々専門家からするともっと重要な役割があるんですね!

 

☟ある患者さんの初診時です。保険のプラスティックの差し歯が入っています。何より問題なのは、患者さんの顔に対して全ての歯が向かって右になびいている点です。これは元々、あご自体が右へ傾いているからなのですが、セラミックを作る際は可能な限り真直ぐに見えるように修正することが大切です。

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☟基本的な治療を終えて、古くなった仮歯を新しくリニューアルしました。前歯だけでなく、奥歯のインプラント治療や歯周組織再生治療などで多くの時間を費やていると、必然的に最初に作った仮歯はいろいろな点で劣化してきます。そのような材料を使用し続けていると、肝心の歯肉がうまく成熟してくれないことが良くあります。そこで、材料を新しくすることで歯肉との馴染をよくし、また、審美性や噛み合わせなどをより最終形に近いものを提供することで、セラミックを入れる前に患者さんとイメージを共有することが可能となるのです。

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☟最終的なジルコニアセラミックを入れたところです。前にも述べたように顎の骨ごと曲がっていますので、完全な左右対称にはできませんでしたが、全体のバランスは著しく改善されているともいます。今後時間をかけて、セラミックと歯肉が馴染んでより自然な審美性を獲得していくものと考えています。

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本年はいろいろとお世話になりました。

年度の途中で旧ブログシステムが崩壊し、過去の全ての記事が喪失するという憂き目にあいましたが、今後も少しずつ更新を続け、患者さんのために有益な情報を提供していきたいと思います。

来年も中川歯科共々、よろしくお願いします。

 

中川歯科医院 理事長 中川雅裕

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